【上田市】全国新酒鑑評会で金賞!米国で「ダブルゴールド」受賞!女性杜氏が再興した若林醸造。
「令和5酒造年度 全国新酒鑑評会」において、塩田平にある若林醸造株式会社が初めて金賞を受賞しました。
\若林醸造株式会社が全国新酒鑑評会で金賞/
令和6年5月に発表された「令和5酒造年度 全国新酒鑑評会」において、若林醸造株式会社が初めて金賞を受賞し、市長に報告しました。
「この品評会で金賞を取ることを目標に毎年励んできたので、今回の受賞はまさに悲願達成」と喜びを語りました。#上田市 pic.twitter.com/0BWyzUvTss— 上田市 (@cityueda) September 9, 2024
明治29年に塩田平にて創業した若林醸造ですが、後継者がいませんでした。
若林家の次女として生まれた真実さんは、一度進学・就職で地元を離れた後、2013年に帰郷。一から酒造りを学びました。そこから苦節10年での快挙となったわけです。
杜氏が目指しているのは、すっきりとした雑味のない味。従来の「月吉野」の他、新デザインの「つきよしの」、アメリカ向け商品である「Moonbloom Sake」に加え、毎年新しいことに挑戦しています。
カリフォルニア州で2023年に開かれた「サンフランシスコ国際ワイン品評会」の日本酒部門でも、若林醸造の「Moonbloom Junmai Daiginjo Sake(ムーンブルーム純米大吟醸酒)」は最高賞の「ダブルゴールド」を受賞。
若林醸造は、美山錦、ひとごこちを中心に、長野県産の原料を使用して造っています。塩田平地区、武石地区、東御市八重原地区の圃場で育て、一部有機栽培にも取り組んでいらっしゃるそうです。
日米両国で最高の評価を受けた、上田市が誇るべき一杯をぜひ、味わってみてください。蔵元直売店は平日の9時から16時の営業です。
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