【上田市】つけ麺の始祖とされる名店のオマージュ!「麺屋たち花」の新メニューは独特なスパイシーさが病みつきに。
一見すると、山梨名物「ほうとう」のイメージ。これが絶妙な食感の「つけ麺」になります。
昨日(2024年12月12日)からこの新メニューを始めたお店は、秋和にあるつけ麵の専門店「麺屋 たち花」です。
店主様は「鳥居式らーめん塾」の6期生で、東京・中野の名店で修行された後、2009年に千曲市で開店。2020年4月から、現在の場所で営業されています。
「ほうとう」さながらの食感が楽しい、麺自体も味わい深いのですが、これがスパイシーなつけ汁と実によくマッチします。
そのつけ汁は、胡椒と唐辛子の辛さが絶妙に絡み合った逸品。麺が次から次へ止まることなく胃袋に流れていきます。お好みで、ニンニクパウダー入りの七味もどうぞ。
店主様が以前、何度も通われたという東京・荻窪にあった「丸長 中華そば店」。実は今回の新メニュー、「つけ麵の始祖」とも呼ばれる丸長へのオマージュだと伺いました。
現在では当たり前の「動物系」と「魚介系」でラーメンスープの出汁をとる技法は、丸長がその礎を作りました。
その丸長の創業者たちは元々長野県出身でした。その中の一人、坂口正安があの山岸一雄とともに東京・中野に「大勝軒」を立ち上げたのです。
2023年に惜しまれつつ閉店した「丸長 中華そば店」のつけそば。そのつけ汁は、胡椒のパンチの効いた味わいでした。
ラーメン・つけ麺の歴史に思いをはせながら、かつての名店の味のオマージュをぜひ一度、ご賞味ください。現在のところ、新しいつけ麺は夜の限定メニューとなっています。
「麺屋 たち花」はこちら↓