【上田市】平日の開店直後から混み合う、鹿教湯温泉の人気店。ミートパイもぜひお試しを!
金曜日(2024年12月13日)の朝10時。さすがに人影もまばらな鹿教湯温泉のメインストリートで、そこだけ人口密度が異常でした。
お店の名称は「さいとう菓子工房」。2日間かけて256層の生地を手作りするアップルパイが特に有名です。
ですが今回の第一のお目当ては、夏場は販売しない期間限定「こだわりすぎたミートパイ」(税込490円)。要冷蔵なので、遠方のお客様はご遠慮ください、という代物です。
ミートパイはオーストラリアの国民食と言われていますが、以前現地で食べた印象は芳しくありませんでした。ところが「さいとう菓子工房」のミートパイは、まったく別物でした。
まず大きさ。官製ハガキよりもやや大きい、食べごたえ十分なサイズと厚さがあります。256層の生地は、文字どおりサックサクです。
パイ生地やカスタードクリームには、松本産の卵と八ヶ岳高原の搾りたての牛乳を惜しみなく使っています。
そしてシェフのソースの味付けが、別格の美味しさの理由でしょう。バターと混然一体となって、口の中を幸福感で満たしてくれました。
期間限定メニューであるうえに人気商品のミートパイ。週末は午後になると買えないことも多いそうです。
アップルパイはこの日、紅玉とサンふじの2種類。形状がスティック型なのは、温泉街を歩きながら食べやすいようにという配慮からです。
「さいとう菓子工房」のアップルパイは、シナモン不使用です。リンゴ本来の香りと味わいを楽しむには好都合ですが、不使用に不慣れな場合は物足りなさを感じるかもしれません。
サイズはこちらも官製ハガキの縦より長くて、中にはやわらかくてシャキシャキのリンゴがたっぷり詰まっていました。
パイの他にも「ガトーショコラ」や「りんごプリン」など、見るからに美味しそうなケーキ類がショーケースに並んでいます。
さいとう菓子工房はこちら↓