【上田市】「シンペイ」俳優陣のエピソード3選!晋平の母・土屋貴子さんに伺いました。②
「シンペイ〜歌こそすべて」で母親役を見事に演じられた、土屋貴子さん。今回は土屋さんから伺った裏話のうち、共演者関連のエピソードを3つ紹介いたします。
◆中村橋之助さん
上田でのロケは毎日、朝6時から深夜まで。5時起きして24時頃に宿舎に戻るという日々でした。その過酷なスケジュールの最中も、トレーニングを欠かさなかった橋之助さん。
宿舎となっていた上田山荘から、大屋駅あたりまで走っていたそう。グーグルマップで調べてみたら、片道5kmくらい走っていらっしゃったことに。俳優さんって、陰の努力が大変なのですね。
◆三浦貴大さん
共演シーンはなかった三浦さんですが、土屋さんの印象に残っているのは衣装合わせの日。監督と俳優陣が初めて顔を合わせる機会です。
野口雨情の役作りで、すでに自前の髭をたっぷりと蓄えて登場した三浦さん。(付け髭でも撮影はできますが)監督も土屋さんも、三浦さんの役柄にかける思いの強さを改めて感じたそうです。
◆緒形直人さん
緒形さん曰く、土屋さんの演技は「憑依型」なのだそう。テクニックで役を演じる俳優もいれば、登場人物がまるで「憑依」したかのように演じる俳優もいて、土屋さんは後者だと。
前の記事で土屋さんが、中野市にある晋平の生家に何度も通ったエピソードを紹介しましたが、そこまでされるから憑依されたように演じられるのでしょう。
ところで緒形さんご自身は何型なのでしょうね。次回のエピソード➂は神山監督について土屋さんに語っていただきました。お楽しみに。