【上田市】熱処理も割り水も炭素ろ過も一切なしの「本物の生原酒」が「タンク直汲み」で買える酒販店がここに。
酒蔵の見学会でしか味わえないような、しぼりたての「風(ふう)蔵出し生原酒」。マイナス1.5℃で保管されているタンクから、直汲みで量り売りしてもらえますよ!
このサーマルタンクが置かれている酒販店は、鹿教湯温泉にある「酒 栄屋」。別所温泉にも姉妹店がありますが、サーマルタンクがあるのは鹿教湯店のみです。
タンクの容量は1500リットル。醸造元からタンクを載せたトラックが来て、栄屋のタンクにホースを連結するのだそうです。
醸造元は、あの信州銘醸。長和町が誇る日本一の超軟水「黒耀の水」で仕込んでいることを紹介しましたね。
江戸時代や明治時代から続いていた、伝統ある4つの酒蔵が1958年に共同瓶詰を始めた信州銘醸。「明峰喜久盛」「瀧澤」「鼎」あたりが代表的な銘柄です。
その信州銘醸と同じ、昔の丸子町にある栄屋だけが、長年の信頼関係からタンクを設置しての販売が可能となっています。
「風(ふう)蔵出し生原酒」の香りや味わいについては、敢えて説明いたしません。栄屋の店主とお話ししたのですが、飲んでくださる方々に先入観を持っていただきたくないからです。
取材中、目の前で直汲み販売が始まりました。初めて来店されたお客様でした。
「最初は300mlを購入されるお客様が多いですけど、翌日に再度、来店されて1.8Lを買って行かれますよ。」と店主のお母さまが教えてくださいました。
栄屋の鹿教湯店はこちら↓