【上田市周辺】全国100箇所以上のワイナリー訪問歴のあるソムリエが「ワインツーリズムを 120%楽しむための宿」を新規 OPENされたのでお話を伺いました。
ワイナリー巡りを楽しまれた方々から「そこじゃないんだよね」と言われたことが契機でした。

大部屋 (定員6名)
2025年3月10日、東御市にワインツーリズムに特化した宿「長野ワインステイ」が誕生しました。
支配人の前澤さんにこれまでの経緯や、なぜワインに特化した宿なのかを伺いました。

画像提供:長野ワインステイ
◆ワインの世界に飛び込むまで
大学でフランス語を専攻された前澤さん。留学先で「ワインのある食卓」をとても身近に感じました。夢だった国際線のキャビンアテンダントになってからは、さまざまな国でいろいろなワインに触れました。

二人部屋(親しい方と大事な時間を過ごしたい方へ)
CAの次のキャリアを考え、2011年にソムリエの資格を取得。ワイン関係の仕事をするためのステップとして、まず某有名雑誌の営業に転職しました。

一人部屋(お一人で静かに過ごしたい方へ)
そこで営業スキルと経験を身につけ、念願叶ってワイン関連の会社に採用された前澤さん。仕事で海外ワインを紹介する一方、プライベートでは休日のたびに国内のワイナリーを巡っていました。
◆東御市に移住した経緯
CAのときと同じで、訪れた先それぞれの良さや、ワイナリーのあるエリアで過ごす楽しさを感じていた前澤さん。
2016年に、あるワインのイベントで今のご主人と出会い、2017年から東御市に住むことに。ご主人は2015年に、千曲川ワインアカデミー(アルカンヴィーニュ)の1期生として東御市に移住されていました。
◆お客様に気づかされたこと
移住をしてからは、地域のワインの良さを広めたいと考えていた前澤さん。

湯楽里館にて
自身のワイナリー巡りの経験も活かすため、2020年にワイナリー巡り専門の会社「長野ワイントラベル」を立ち上げました。

シャワーやトイレはできるだけ多くしました。
そこで案内したお客様の多くが、日帰り客。それがとてももったいないと感じていました。

鏡もなるべく多く配置しました。
また案内したお客様方から「泊まるところがない」とも言われた前澤さん。東御市には民泊もいくつかあり、上田駅周辺にはビジネスホテルがいくつもあるのに、と最初は思ったそうです。

大部屋の天井
「そこじゃないんだよね」と言われ気づいたのが、ワイン好きは産地のワインにとことん浸りたい、というニーズ。ワインと特段関係のないビジネスホテルに泊まるなら、日帰りで満足してしまうのかもしれない、と感じました。

大部屋
◆まず自分がやってみよう
他県や海外には「飲む、食べる、泊まる、楽しむがワンストップでできるような施設」がいくつもあり、「そうであれば長野県にも」と考えたそうです。

大部屋への入り口
長野ワインステイには長野の食とワインが楽しめる、宿泊客専用のワインバーもありますが、営業は夜の9時から。その理由は「地域の飲食店さんも利用してほしいから」とのこと。外のお店でまず飲食してもらって、飲み足りなければどうぞ、というスタンスです。
宿泊ニーズはもちろん、地域経済への貢献度がどれほどなのか、まず自分の取り組みを見て地域の皆さまに可能性を感じていただきたい、と前澤さん。
長野ワインステイを拠点に、地域のいろいろな場所の魅力が伝わり、地域全体が盛り上がれば、と語ってくださいました。
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