【上田市周辺】この立地条件ですでに15年目！山あいのパン屋さんに人々が通う理由を知りたくて。

競争が激しい飲食業界。業態にかかわらず、10年後の「生存率」は10%前後と言われますよね。長和町の奥の「山あい」の小さなパン屋さんが15年って、只者じゃないはずです。

店名の「むく堂」は、混じり気がない「無垢」の意味。パン生地に化学的な添加物は何も入っていません。

小麦はすべて長野県産。全粒粉は有機栽培にもこだわっています。

「むく堂」のリピ客が引きも切らない理由は、パンの美味しさが忘れられなくなるから。その秘密は、２種類の酵母の活かし方にあるようです。

◆自家製有機レーズン酵母

酵母に使用するレーズンも有機栽培。その都度、新しいフレッシュ酵母を使うので、発酵力があり、香りも豊かに。

噛むほどに味わいが増す、ハード系のパンに主に使っています。11:30～12:00頃には焼きあがります。

◆ホシノ酵母

味に深みがあり、ほんのりと甘みのあるモチモチのパンになります。

人気商品のベーグル各種やフランスパン、食パンなど多彩なバリエーションで目移り間違いなし！

焼きあがりは10:30～で、チーズフランス、ベーコンエピが一番早いそう。その他のパンはお昼までに、次々と焼きあがります。

◆サンドイッチ

注文を受けてから作ります。テイクアウトも可能で、以下の４種類から選べます。

1. とりハムのバインミー
2. オイルサーディンのバインミー
3. BLTイングリッシュマフィン
4. バジルソースのイングリッシュマフィン

とりハムのバインミーをテイクアウトしました。苦手なお客様の比率が高いので、パクチーは入れない仕様に変えたそうです。

日本人の舌に合うアレンジになっていましたよ。

◆「Mukudo Cafe」を併設

民家をリノベーションした室内は、とても落ち着いた雰囲気。

取材時は４人がけの席が2つ、2人がけの席が2つありました。

これからの季節、庭の草花が盛りを迎えると雰囲気もアップすることでしょう。

天然酵母パン むく堂はこちら↓