【上田市】岡崎酒造の「信州亀齢 戸沢産 ひとごこち」は何が特別なのか。そのストーリーを紹介させてください。

伝統行事を見ているうちに、こみ上げるものを堪えられなくなりました。

わら馬と信州亀齢

今や全国的な人気を誇る岡崎酒造の「信州亀齢」。そのなかでも異彩を放つ「上田市 真田の里 戸沢産 ひとごこち」は、特別なお酒です。

戸沢集落の入り口

菅平高原への入り口とも言える場所にある、戸沢自治会。50戸くらいの小さな集落です。

集落の遠景

国の選択無形民俗文化財に指定されている「戸沢のねじ行事」を、受け継いでいく若者・子供も少なく、お祭りの実行も容易ではない現状がありました。

戸沢のねじ行事

「この状況を打破したい!」「どうせやるなら楽しくやりたい!」

思いを共有する地域の有志が立ち上がり、戸沢米プロジェクトが始まりました。

岡崎酒造

遊休農地を活用して酒米を育て、田圃と同じ「菅平水系の水」を使用する岡崎酒造が、戸沢産の「ひとごこち」のみで信州亀齢を仕込みます。

岡崎酒造

それだけではありません。米を磨くときに出る米粉は、お祭りでお供えする「ねじ」に。稲わらはお祭りで子供たちが引く「わら馬」になります。

お供えする「ねじ」

お祭りの朝、子どもたちは「わら馬」を引いて、道祖神に「ねじ」を供え無病息災を祈願します。

わら馬を引く子ども

お参りをしてきた「わら馬」は、自宅の屋根に放り投げられます。わら馬は、「天馬となって災いを背負い、空に駆け上る」とされています。

道祖神にお参りする

プロジェクトでは毎年、田植えイベントと稲刈りイベントを開催しています。2025年の田植えは5月31日(土)です。

プロジェクトの皆さん

地酒屋 宮島にて撮影

全身で土と水と戯れる、楽しい農作業をご一緒に体験してみませんか。イベント後には交流会&信州亀齢のおふるまいも計画しているそうですよ。参加ご希望の方は、戸沢米プロジェクトの公式サイトに連絡先があります。

岡崎酒造の信州亀齢タペストリー

最後に「信州亀齢 上田市 真田の里 戸沢産 ひとごこち」の販売についての情報を。商品は720ミリのみとなります。一般発売の時期と販売方法については、2025年6月中に「地酒屋 宮島」の公式HPで公表されます。

地酒屋 宮島

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