【上田市】日本一おいしい病院レストランのシェフは「料理の鉄人」の愛弟子。野菜の美味しさを引き出す達人芸を堪能できます。
伝説のTV番組「料理の鉄人」で「初代フレンチの達人」を務めた石鍋裕氏のお店で修業を始め、後に料理長も務めた山田康司シェフ。同番組で坂井宏行シェフと対決したご経験もお持ちです。
「地域のしあわせ創りに貢献する」という想いに共感され、現在は丸子中央病院の専属シェフとして腕を振るっていらっしゃいます。
病院の最上階にあるレストラン「ヴァイスホルン」では、どなたでも山田シェフの手による料理の数々を楽しめます。
レストランの入り口に飾られたアートは、師匠である石鍋裕シェフから寄贈いただいたものです。
他にも数々のアートやアンティークが並ぶエントランスは、「病院の食堂」という概念を覆してくれますよ。
毎週金曜日はスペシャルカレーの日。月曜から木曜は、2種類のメニューからチョイスします。
取材日(2025年8月7日)のメニューは「スペシャルグラタン」と「白身魚のコーンクリームソース」でした。
こちらがスペシャルグラタンです。ご覧の通り、使われている野菜の量と種類の多さときたら!
サラダ類のプレートには、数えてみたら8種類の料理がありました。
病院の入り口脇にあったレストランの案内で紹介されていた「キャロットラぺ」は、大好評の定番料理だそう。程よい酸味がニンジンの味を引き立てていて、山盛りにしても食べきれそうな美味しさでした。
そしてメインのグラタン。パスタが端に見えていたので、マカロニグラタン的な料理かと思いきや、ホワイトソースの下にはたっぷりのハッシュドビーフが。
女性客の比率が高めなので、ボリューム的にはどうなのだろうと考えていましたが、とにかく野菜がたっぷりなので、デザートの入る余地が心配になるほどでした。
デザート(スイーツ)は数種類のなかからチョイスできます。寒天系も美味しそうでしたが、コーヒーのデザートにしました。上層にコーヒーゼリー、下にプリン。見ただけで「別腹」が反応してしまいました。
一般客用のキャパシティは屋内に30席ほど。天気が良ければ外の席で、眺望もいっしょに楽しめます。
(取材協力:丸子中央病院)
ヴァイスホルンはこちら↓