【上田市周辺】巨峰果汁とオラホビールを使ったカレーは、まさに東御市ならではの味ですよ。
恒例の巨峰まつりに象徴されるように、東御市の代名詞的な存在の「巨峰」。20世紀の終わり頃に、その「巨峰」と「地ビール」がタッグを組みました。
巨峰とたまねぎの甘み、スパイスの辛味、仄かなビールの苦味が折り重なった「信州限定 地ビールカレー」の誕生です。
レシピ開発者は、創業(1996年)して間もない頃のオラホビール工場に隣接していた、地ビールレストランの料理長だそうです。
現在のオラホビールの皆さまにお聞きしたところ、ビールを入れて煮込むと肉が柔らかくなる効果があり、カレーのコクも深まることを期待したのだろう、とのことです。
ハウス食品の公式サイトに「カレーの隠し味」についての説明がありました。「コク・旨味」をアップする隠し味として、以下の4つが挙げられています。
- しょうが、にんにくなどの香味野菜
- ウスターソース、しょう油などの調味料
- 牛乳、バター、生クリーム、チーズなどの乳製品
- ワイン、果実酒などのアルコール類
ですからビールを隠し味に使うのは、理にかなっているわけですね。ただし、「いずれもそのものの味が勝ってしまわないよう、たくさんは入れすぎないこと。」との注意書きもありました。
アンバーエールは「2種類のロースト麦芽をベースに使った、爽やかなほろ苦さ」のビール。おそらく、カレーのコクを深めるのに最も相性がよかったのでしょう、とのことです。
温めて開封してみました。巨峰果汁やアンバーエールらしい色合いをしていますね。大ぶりにカットされたじゃがいもがゴロリと入っていて、食欲がそそられます。
まずはひと口。さわやかな甘みは、巨峰果汁ならではでしょうか。チキンカレーなのにビーフカレーっぽさも感じました。
原材料名の欄を確認してみると、ビーフエキスとか牛脂も使われていることがわかりました。複雑に多層化された美味しさ、一度お試しください。湯楽里館の売店にて購入可能です。
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