【上田市周辺】家族みんなが笑顔になれる「お米のめん」は、アレルギー対応やグルテンフリー生活にもピッタリですよ。
開発のきっかけは、娘さんの卵アレルギーでした。アレルギーをお持ちのご家族がいらっしゃると、毎日の献立を考えるのもひと苦労ですよね。
「お米のめん」なら、家族で同じものが食べられるうえに、調理の負担も軽くなりますよ。開発者の廣川さんに、お話しを伺いました。
◆開発のモチベーション
自分と同様に、お子さんのアレルギーでご苦労されているママも多いはず。八重原の美味しいお米で、麺を作れたらいいかも?
もともと、ベトナムのフォーが大好きだった廣川さん。ご自分でも日本の米で作った麺を食べてみたくて、興味本位でいろいろ調べ始めたのが2年半ほど前のことでした。
◆製麺工場を探して
生麺なら自分で米粉から作ることもできますが、乾麺となると話は別です。たどり着いたのは、山口県の大きな会社。一個人からの問い合わせにもかかわらず、社長さんが丁寧にアドバイスしてくれました。
さらに「山梨県の会社に技術提供する予定がある」と教えてくださり、作ってもらえることになったのが2年前。そこで「eight fold」(エイトフォウルド)を立ち上げました。
◆玄米バージョンも発売
「お米のめん」は、八重原産コシヒカリと馬鈴薯でんぷんのみの国産原料100%。保存料などの添加物を一切、使っていません。
ご飯と同じで何でもマッチする汎用性も魅力です。応用がききやすいので、いろいろな味で楽しめますよ。
2025年から発売の玄米バージョンは、わざわざ玄米のつぶつぶ感を残しています。「まずは蕎麦のように出汁で食べてみてください。」とのこと。
フォーと日本蕎麦を足して2で割っても、まだちょっと違うような独特ののど越しと歯応えでした(良い意味で)。
「玄米は身体にいい、と知っているけれど。」と食べ方にお悩みの方々には朗報かと。クリーム系のパスタソースにもよく合うそうですよ。
◆購入できるお店
- ふじや(東御市田中173)
- アートヴィレッジ明神館の売店(芸術むら公園)
- まる屋(芸術むら公園)
- かりん亭 長和本店(長和町古町2424-17)
東御市のふるさと納税返礼品にもなっています。
◆食べられるお店
2025年4月現在で常食できるお店はありませんが、上田市のピピロッタでは主に火曜日、メニューに出されています。お伺いしたところ、これまでは季節や気候に合わせて以下の3種類を用意されたそうです。
- ベジ担々麺
- グリーンカレー麺(地元産ナンバン使用)
- トマトの冷製パスタ
今後の予定としては、以下のようなメニューが候補だそうです。
- 野草のジェノベーゼパスタ
- ラクサヌードル
- パッタイ
ピピロッタはこちら↓